久しぶりに首里城へ出かけてみることにしました。
レンタカーやツアーなら守礼門近くまでアクセスできるんですが、今回は首里駅から歩いてみようと思います。
儀保駅や首里駅から路線バスでも行けるんですが、城郭に沿って歩きたいので坂道1.5kmを歩きます。
高架を走る、ゆいレールの車窓から見ても首里城が小高い場所にあるのがわかりますね。
車が走る龍潭通りを歩いて行けば20分位で守礼門ですが、こちらの首里城公園の案内板から石垣沿いに上がって行くことに。
最初の坂を上がり首里城正殿の東側が上の毛公園。
上の毛の毛って広場のことなんだそう。
上の毛の脇の階段を下ると首里城の城壁が続きます。
久慶門。
女性が主に利用したという通用門。
琉球国王が行幸したり寺院に参詣する時にも使用された門だそうだ。
瑞泉門。
首里城第二の門で、瑞泉(ずいせん)とは立派な、めでたい泉という意味なんだそうです。
大好きな泡盛瑞泉に通じてるんですね^^
首里城第三の門の漏刻門。
かご寄せ御門とも言い、高官でもここで駕籠から降りたそうです。漏刻(ろうこく)とは中国語で水時計の事で、門の櫓の上に水槽を設置し、水が漏れる量で時間を計って櫓から太鼓で時間を伝えたらしい。
第四の門である広福門。
首里城正殿に入る最後の門、奉神門。
中央は国王や中国からの使者や高官だけが通れる門で、それ以外の役人は両側の門から入城したそうだ。
そして正殿と御庭。
官位順に線に従って並ぶ御庭は琉球王国は中国、朝鮮で見られる王宮の造りに通じてますね。
以前、家族で訪れた時は朱色の漆に塗られる前だったので眩しい位の鮮やかさにびっくり。
正殿の中には以前、入館してるので今回はここまで。
ここから先は有料ですしね^^;
木曳門。
かつては資材搬入用の門で、通常は石でふさがれていたそうです。
昭和48年建立の史跡碑。
戦前は国宝だった守礼門。
沖縄線で破壊され戦後、再建され沖縄の象徴でもある。
守礼は礼節を守る意味で、琉球は礼節を重んずる国であるという意味でもある。
今でも沖縄に苦労をかけてるわが国の本土。
守礼の言葉の意味は重い。
そして、首里城と言えば守礼門で記念切手や二千円札で馴染み深い。
園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)。
国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所で、門の形だが人が通る門でなく神への礼拝の門だそうで、世界遺産に指定されています。
歓会門。
首里城の城郭内へ入る第一の正門で、歓迎するという意味から歓会門と言うらしい。
首里城の門には、全て別名が付いている。
先の大戦の後遺症は、樹齢何百年物の大木にも。
それでも地に根付くパワー。
世界遺産と共に沖縄戦の事は忘れてはならないのです。
首里城を出てブルーシールの売店見つけ。
この日の那覇は28℃。
汗が止まらない暑さ。
シークアーサーのアイスが爽やかで、とっても美味しかったです。
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