大人の空間「RED SUITE」

ファーストクラスラウンジ最奥スペースに特別に仕立てられた空間がRED SUITE。
ライブラリールーム、ギャラリールーム、プレイルーム、バールームの4つのゾーンから構成され、旅立ちの前のワクワク・ドキドキ感を高揚感を象徴する赤色=REDでまとめたそうです。
簡単に言えば赤組の最高峰と言ったところですね^^
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まず正面に拡がるエリアがライブラリルーム。
ここには世界各地の旅や文化に関係する書籍、グッズ等がJALのコレクションと共に保存・展示されています。
知的で寛げる空間はRED SUITEのメインフロアとなります。
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コレクションボードの最上段に飾られるモデルプレーンに目がどうしても釘付けに。
JAL SKY MUSIUMのアーカイブに展示されているコンコルドと同じかと思ったら、ボーイング社がJALに超音速旅客機を売り込んだ際に受領した1/100スケールのモデルプレーンなんだそうだ。
何と小生の生まれた翌年の1964年にJALがボーイング社より受領したという超音速旅客機はスピードによって主翼の面積が変化するという斬新なデザインだったが実現しなかったそうです。
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時間外でしたが人気の英国の高級靴メーカーのJHON LOBB社とのコラボによる靴磨きをこの日は、実演していただけました。
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旅の前の身嗜み。
一足一足、丁寧に職人の技で磨き上げてくれます。
なんてハイソなサービスなんでしょう。
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職人さんにお聞きしたら、このサービスを知ってから機内持ち込みで革靴を持参される方が増えたそうです。
磨いていただく以上は恥ずかしくない革靴を履いていかなければいけませんね^^;
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正面左の部屋はギャラリールームとなり旅好きな大人のプライベートルームをイメージしたそう。
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アンティークな調度品とか説明いただいてるJALの方が直接、世界中から買いつけて来た物なんだとか。
センスの良さはセレクトショップのMDも顔負けです。
壁面の写真は上段から1960年撮影の富士山を背景に飛ぶDC-8-61。
中段が1951年撮影のグランハンドリング全般と搭載コントロールの業務を行う地上のスペシャリストであるランプクルーの1期生。
下段は1960年にシアトルのボーイングのイベントでB747をJAL塗装に修正したもの。
何れもアーカイブとして貴重な写真です。
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このデスクの上に並べられた計器類や無線機は退役したエアバスA300に搭載されていた物です。
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メインルームの奥がプレイルームになります。
旅立ちのひと時をチェスやサッカーゲームに興じながら過ごす新しいコンセプトの空間です。
航空航路図を壁面アートとして飾り付けたセンスの良さは旅好きをワクワクさせます。
航路図は実際のパイロット達がブリーフィングで使用してたものだそうです。
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お話を聞いたらチェスはあまり興じる方は少ないみたい。
日本人だとなかなかルール知らないからな。
壁面のチェスピースのコレクションの下にケースでピースが用意されてますから、ここでチェスに興じてたら間違いなくお洒落でしょう^^
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サッカーゲームは人気あるそうです。
これは誰でもできるもんねw
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そして正面右側の部屋がシャンパンルーム。
ローラン・ペリエ社のシャンパンと、はせがわ酒店がセレクトした日本酒を、リーデル社の専用グラスで楽しむ贅沢な空間です。
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ローラン・ペリエって何?
1812年創業の現在世界で有数の優れたシャンパンメゾンの一つだそうです。
家族経営に徹することで独自性と価値を今日まで保ってきたそうです。
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で、リーデルって何よ?
創業250年のオーストリアの名門ワイングラスブランドだそうです。
ワイン生産者たちとティスティングを繰り返し、それぞれのワインに合うグラスを作ることで定評があるそうです。
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一流のシャンパンとグラスで楽しむ贅沢な時間。
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ほんのひと時だけ楽しませていただきました。
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しっかりした味わいで発泡も強めの印象。
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小生が呑んでる姿は絵にならないのでリンクシェアの美女の呑む姿をUP^^
美味しい泡でした。
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こちらの米焼酎も気になったのですが?
呑みたいなと呟いたんですが伝わらなかったみたいで残念…
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RED SUITE。
贅沢過ぎる大人の空間でした。
何よりも企画に携わった方々の感度が一流すぎます。
もっともっと、この空間を楽しみたいところですが時間が限られていて次に移動しなければなりません。
JALにいっぱい搭乗してダイヤモンドかJGPを目指すか、一念発起してファーストの旅に出るか。
まずはお金から貯めなきゃ^^;

前編で見落としてた翼をイメージした流線型のオブジェ。
井川健氏の作品で台座に漆を塗って仕上げた作品だそうです。
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マッサージルームも覘かせていただきました。
本格的な施術台です。
成田を利用する際にサクララウンジでいつも予約してマッサージ受けようと思っても予約満杯なんですよね。
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正面受付カウンターに飾られていたオブジェ。
JALの整備士さんがB747のエンジン部品で作ったオブジェです。
冷たい金属もメカさんたちの手にかかって心がこもった温かい作品に仕上がってます。
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次は羽田空港国際線拡張エリアにオープンしたサクララウンジ スカイビューをご紹介いたします。

※このブログに掲載されている写真は、日本航空株式会社様の許可を得ています

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